『南沢あじさい山物語 ~花咲爺さんから若き起業家へ受け継ぐ1万株の花の山と夢~』
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50年かけてこつこつとあじさい山を育ててきた長老から、地元で起業する若者へのバトンタッチ。それを見守り応援する周囲の人々。地域の宝を継承していくヒントが詰まった物語だ。 (一部キャプションの読みづらい箇所があります。ご承知いただける方のみご購入ください) 内容 東京都あきる野市にある「南沢あじさい山」は、山の所有者・南澤忠一さんというおじいさんが50年以上かけてこつこつとアジサイを植え続け、1万株超にもなる花の山とした。 毎年花の時期には1万人もの人がアジサイを見に訪れ、また他の季節にもさまざまな花を咲かせる山は、地域にとっても大きな観光資源であり、癒しの場として価値をもつものである。しかし高齢になって維持が難しくなってきた。 その頃、地元で起業したばかりの青年たちとの出会いがあり、彼らは逡巡しながらも山の手入れに着手する。年間通してある膨大な仕事を、本業の飲食店などと両立してやっていけるのか。片や、南澤さんもほんとうに任せていけるのか、という迷い。 その中で迎えた、山の50周年と南澤さんの卒寿。その節目を契機に互いの思いは確かなものとなり、本格的に南沢あじさい山を受け継ぎ、「事業」として活用・展開していくことに踏ん切りがついた。 その背景には、南澤さんや青年たちを信頼し敬意を払い、温かい目をもってさまざまな形でバックアップする集落の人々もいた。 長い年月かけて育んできた地域の宝が、受け継ぐ人がいないばかりに光を失っていく例は、各地に見られる。それを残念に思う多くの人々にも、光明となる事例のノンフィクションである。 ※この書籍の収益の一部は、南沢あじさい山の活動に充当します 著者略歴 柳澤美樹子(やなぎさわ・みきこ) 1961年東京生まれ。学習院大学文学部を卒業後、総合商社勤務を経て、1986年からフリーで著述・編集業。一般社団法人旅LABO本郷 代表理事。 主な著書(共著を含む) JTBパブリッシング「ひとり歩きの金沢能登北陸」「ひとり歩きの信州」「ひとり歩きの伊勢志摩南紀」「達人に学ぶ鉄道資料整理術」「鉄道廃線跡を歩く」、山と渓谷社「山の天気」、毎日コミュニケーションズ「常識 世界遺産ドリル」、文研出版「学校からはじめる自然たんけん」など。 日本旅行記者クラブ個人会員、日本旅のペンクラブ会員
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