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umiack Coffee

200g以下の少量を、豆の状態に合わせて、丁寧に手鍋で手焙煎しています。それにより、焙煎中の色や煙や匂いや音をより繊細に聞き分けながら、生き物である珈琲豆により丁寧に向き合うことで、一回一回最高の焙煎に持っていきます。また注文一品分ごとの焙煎なので、出荷は焙煎直後です。数日前に大量焙煎されたストックとなるようなタイミングの良し悪しはありません。

​鍋であっても、基本構造は標準的に使われている大型の焙煎機と変わりありません。蓄熱する箱の中に豆を入れ、外部からバーナーで熱し、内部の熱気を抜く構造を持つ。豆に伝わる熱源は、下部金属から接触を通して伝わる熱と、入れ物を構成する部材からの放射熱と、そして熱せられた内部の空気。
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鍋の良いところは、ガラスの蓋も相まって、より一層、焙煎中の豆の色の変化具合、匂い、はぜる音、周りの薄皮の剥がれ具合、水蒸気の発生具合、油煙の発生具合などがはっきりと伝わってくることです。生き物であるため状態が毎回異なる珈琲豆に、より丁寧に向き合える。難しいですが、極めれば最高の焙煎ができます。
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また面白いものですが、手鍋だとごく少量、20gとかであっても慣れてくれば焙煎できます。大型の焙煎機で5kg、2kgと大量に焙煎すれば効率が良いですが、焙煎から数日経過した豆を出荷するケースも出てきるでしょう。しかし手鍋はそもそも容量が少ないので、出荷分だけ焙煎し、焙煎直後に発送します。珈琲は焙煎直後からどんどんと香りは抜けていくものです。
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​手間暇はかかりますが、最高の焙煎を目指しています。

https://umiackcoffee.com