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1990年 仮面 ヨーロッパの祭りと年中行事 遠藤紀勝 奇祭 神面 塞神 神楽面
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書名: 仮面《ヨーロッパの祭りと年中行事》 著者: 遠藤紀勝 出版社: 社会思想社 サイズ:文庫 発行日: 1990年11月30日初版 《目次》 ✳︎神と霊の支配する世界 1森の王国/2農耕社会の自然のリズム/3霊を招く火-万聖節と万霊節/4深まりゆく冬 ✳︎太陽の誕生日 1火の神の訪れ-冬至祭/2太陽の誕生日・クリスマス ✳︎訪れる神々 1十二夜/2大晦日の訪れ神クロイセ/3新年の訪れ神ベルヒト ✳︎冬の追放 1ファスナハト(謝肉祭)/2冬とのたたかい/3樹木に託して/4魔女 ✳︎冬の埋葬 1予祝の祈り/2埋葬と処刑/3共同体の民衆劇 ✳︎生きている仮面 1中世民俗の生きる村/2仮面の祈り/3神々の黄昏 ✳︎甦る生命 1四旬節/2聖週間/3甦る生命-復活祭/4シチリア島の復活祭/5死と再生の神々/6冬との訣別 ✳︎豊饒の祈り 1五月の樹/2神々の結婚/3夏至祭/4収穫感謝 ✳︎付録・その他 参考文献/あとがき/付・ヨーロッパ歳時記/付・ヨーロッパの年中行事一覧 遠藤紀勝著『仮面』は、キリスト教以前の層に流れる農耕儀礼、冬の追放、生命の再生といった呪術的な年中行事の分析と人類が「異形」に託した根源的祈りと恐怖を炙り出す示唆に富む一冊です。 能面の静謐な威圧感に惹かれる者にとって、欧州の仮面群は独自の土着性を湛えた鏡となるでしょう。 本書はキリスト教以前の農耕儀礼を剥ぎ取り、冬を追い生命再生を促す凄まじいエネルギーを浮き彫りにします。特に「ファスナハト」の魔女や悪魔は、聖俗同居の造形美で現代が忘却した「境界」を突きつけます。 著者は百枚超の写真と洞察を通じ、仮面が装着者を精霊へ変容させる「呪術的装置」だと証明しました。木彫面を被ることで、人は自然界の荒ぶる力へ回帰するのです。 「負の感情の昇華」という視点に立てば、能面の深淵と魔女面の激越は同じ精神から分かれた枝葉だと言えます。 仮面を掌に収めることは、かつて誰かが「人ならざるもの」になろうとした記憶に触れることに他なりません。 ◉著者略歴 1940年、兵庫県龍野市生まれ • 経歴: 岡山大学卒業 スウェーデンのストックホルムに5年間留学 • 職業: 写真家 • 所属: 日本写真家協会、日本民俗学会 #神面#マッドメン#郷土玩具#仮面#塞神#杉浦康平#民俗学 森羅万象 夜想 銀星倶楽部 パラボリカ ペヨトル工房
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