日本の書翰 古典の新技法 15 横山煌平編 書道 書籍
(税込) 送料込み
商品の説明
古典の新技法シリーズ共通の特長 このシリーズは、単に古い文字を綺麗にトレース(臨書)するだけの本ではありません。「古典の美の本質を理解し、それをどうやって現代の書道作品(創作)に昇華させるか」に焦点を当てています。 実戦的なサイズでの学習: 条幅(半切や全紙など)といった、現代の展覧会や書作でよく使われる形式を意識した手本や解説がなされています。 臨書から創作へのプロセス: 骨組みの捉え方や筆の動かし方(筆蝕・筆意)を学び、それを応用した「作例」までを丁寧にナビゲートしてくれます。 第15巻「日本の書翰(しょかん)」が扱う世界 「書翰」とは手紙(消息・書状)のことです。日本の書道史において、手紙は最も書き手の「素の技量」や「感情の揺らぎ」、「洗練された美意識」が表れるジャンルとされています。本書では、奈良・平安の古典から江戸・明治の良寛にいたるまで、日本の書独自の「用の美(実用の中にある究極の美)」を体系的に学べます。 光明皇后(杜家立成雑書要略): 楽毅論と並び、皇后の力強くも端正な行書・楷書の筆致を学べます。 最澄(久隔帖): 最澄の現存する唯一の書状。澄んだ気品と王羲之風の端正な行草体が特徴です。 空海(風信帖): 日本の行草書の最高峰。筆の開合や墨量の変化、雄大なスケール感を掴むための必須古典です。 藤原佐理(恩命帖、離洛帖、頭弁帖など計5点): 三跡の一人。非常に躍動感があり、感情がそのまま線の強弱やスピード感に表れた、極めて芸術性の高い草書(和様漢風)を徹底解説しています。 藤原行成(消息): 佐理とは対照的に、均整の取れた静かで洗練された「権蹟(ごんせき)」の美。現代のかな・漢字調和体のベースとしても重宝されます。 西行・藤原定家: 独自の「定家流」に代表されるような、癖がありながらも深い情趣を湛えた中世の書風。 本阿弥光悦: 寛永の三筆。琳派の祖らしく、料紙(装飾された美しい紙)との響き合いや、文字の大小・肥痩による劇的な空間美(レイアウト能力)を学びます。 池大雅・良寛: 江戸後期の自由闊達な書。良寛の「無心」で、一切の衒い(てらい)がない極細の線が持つ弾力や空間の余白の生かし方は、現代書でも非常に高く評価されています。
11日前
商品の情報
カテゴリー
商品の状態
細かな使用感・傷・汚れはあるが、目立たない



