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上村松篁展 解説図録
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生誕100年 上村松篁展 会期 平成14(2002)年4月6日〜5月12日 会場 京都市美術館 解説図録 「生誕100年 上村松篁展 花と鳥にかこまれて」を開催いたします。 上村松篁氏は、明治35年、画家上村松園の長男として京都に生まれました。 京都市立美術工芸学校から同絵画専門学校に進んだ大正10年、西山翠嶂画塾「青甲社」に入り、帝展初入選を果たします。 昭和3年には帝展で特選を受け、若くして官展で将来を嘱望されますが、戦後まもなくの昭和23年、日本画壇の改革を目指して創造美術(のち創画会)を結成、最晩年まで中心作家として活躍しました。 昭和5年、京都市立美術工芸学校講師となってから京都市立美術大学を定年退職するまで38年間にわたって後進の育成にも努め、昭和56年日本芸術院会員、昭和59年には、初の母子2代受賞となった文化勲章を受賞、同年京都市名誉市民の称号も受けています。 京派の「写生」の伝統を踏まえながら、氏は花鳥画に21世紀独自の画境を確立しました。 世界の美術の歴史を学び、欧米美術の新動向に接し、 あるいは宋元画に代表される「古典」に憧れ、異国の自然に触れて、明るく知的で優美な作風が獲得されてゆきました。 こうして高い品格と親密感 を兼ね備えるに至った氏の世界からは、幼い頃からの身近な人々、花や鳥たちの絶えまない語らいが聞こえてくるようです。 氏は、昨年3月11日、終生離れることのなかった京都で98歳の生涯をとじました。 没後1年を経、京都の地が再び花と鳥に満ちあふれる季節を期し、80余年におよぶ画業をたどる約80点を一堂に会して、その軌跡を改めて回顧いたします。 (回顧展開催のあいさつ文より抜粋) 図録サイズ:22x28cm 総ページ:493ペ−ジ
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