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仏教の思想 上下巻セット 梅原猛 角川文庫
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著者: 梅原猛 タイトル: 仏教の思想 レーベル: 角川文庫 巻数: 上下巻セット 目次 上 序 第一章 仏教の現代的意義 一 現代と仏教―新しい思想原理の創造 二 生死の問題―ソクラテス、キリスト、釈迦の死の違い 三 慈悲とは何か―キリスト教の愛との比較 四 業について―新しい歴史観 第二章 三国伝来の仏教 はじめに 一 インドの劇詩―法華経 二 中国の思弁哲学―天台智顗 三 日本の内面道徳―最澄 第三章 絶対自由の哲学 一 厭世観の克服―『大乗起信論』 二 価値の世界を越えて―『六祖壇経』 三 深淵上の自由自在―『臨済録』 四 ユーモアと論理―『碧巌録』と『無門関』 第四章 仏教のニヒリズムとロマンティシズム 一 鳩摩羅什―煩悩の聖者 二 曇鸞―ユートピアの創造 三 道綽、善導――浄土の欣求 解説 鎌田東二 下 第一章 死の哲学から生の哲学へ―生命の哲学としての密教 一 偉大なる矛盾の人生 二 生命の秘密と知恵の秘密 第二章 親鸞と『教行信証』 一 愚禿親鸞の人生 二 『教行信証』の思想 第三章 道元の人生と思想 一 アウトサイダー道元――道元の人生 二 倫理と神秘とのあいだ――道元の思想 第四章 日蓮の人生と思想はじめに 一 価値復興者日蓮 二 価値創造者日蓮 解説 中沢新一 仏教というものは、「生死の意味をあらためようとする」さまざまな試みから生まれた一つの大きな思想の流れといってよいかもしれない。現代文明は死を忘れた文明であるという。近代ヨーロッパ哲学のように、人間を不死なる自我、あるいは、不死なる理性としてとらえる見方は、けっして正しい人間のとらえ方ではないと思う。死の問題から人間をとらえなおすことが必要である。われわれが、釈迦ばかりか、仏教思想に、今後の人類を導く思想創造の可能性を見いだすのは、死に対する洞察の深さゆえである。(本文より) ご覧いただきありがとうございます。
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