新潮 2026年6月号

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新潮 2026年6月号

目立った汚れなく、比較的良い状態かと思います。

【戯曲】
野田秀樹「華氏マイナス320°」(220枚)
窮理教授の助手タスケテは「天使の骨」を探し求め、歴史の地層を掘り進む。この温度で凍結されるものは? そして、神様より上に住む存在は? 生命倫理を鋭く問う、正しくない科学に基づいた正しくないSF(サイエンス・”フェイク”ション)!
【創作】
竹中優子「水をなぞる」(180枚)
後戻りできない年齢で辿り着いた再就職先で、貴恵は今日も七百円の水を売る。賑やかな常連客と、突然現れた元同期。彼女らとの駆け引きの果てに浮かび上がる己の価値。現代の空気を閉じ込めた、著者渾身の第三中篇。
【掌編】
筒井康隆「飛び降り心中」
【連作】
高山羽根子「ヘルメスの毒」
ガイドの男と登山の打ち合わせを重ねる日々――強風のなか、彼はふいにギリシャ神話の嘘の神の話を始める。

【第50回 川端康成文学賞発表】
古川真人「近づくと遠ざかる船」
選評:荒川洋治/角田光代/辻原登/堀江敏幸/村田喜代子

【対談】
松浦理英子×藤本由香里「異性愛は男女の対等な闘争たりうるか?」
「濃密で特別」から「丁寧で繊細」へ。時流とともに松浦作品の変化を語り、性愛の本質を批評的に炙り出す。
上野千鶴子×ナンシー・フレイザー「日米マルクス主義フェミニスト、相見える」(モデレーター:國分功一郎)
「共喰い資本主義」に抗って、労働を再定義する。論争の矢面に立ち続けてきた女性知識人たちの必然的邂逅。
聴講記:仁科斂
【連載対談】
池澤夏樹×田口耕平「教室で読む文学」(第4回)中島敦「山月記」
定番教材の位置を占めてきた本作に、なおも残る謎。生徒たちの意見からアプローチする、新たなる李徴の姿。

3時間前

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