吉村昭 冷い夏、熱い夏 私の文学漂流 2冊セット
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吉村昭の純文学書下ろし特別作品『冷い夏、熱い夏』と、作家としての軌跡を克明に描いた自伝『私の文学漂流』の2冊セットです。 『冷い夏、熱い夏』 何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影―強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろぐ「私」。それが最悪のものであり、手術後一年以上の延命例が皆無なことを知らされた「私」は、どんなことがあっても弟に隠し通すことを決意する。激痛にもだえ人間としての矜持を失っていく弟…。ゆるぎない眼でその死を見つめ、深い鎮魂に至る感動の長編小説。毎日芸術賞受賞。付録(加賀乙彦との対談)付き。 『私の文学漂流』 「妻は、昼間、子供が寝ている間に小説を書き、私が勤めから帰ってくると、ただ一つしかない食卓を私に明け渡し、私は深夜まで書く」。傾倒する川端康成らの作品を筆写し、三島由紀夫等を訪問した大学文芸部時代。小説を書くという初志は、困窮しても、何度賞を逃しても消えることはなかった。同志である妻と逆境を乗り越え、太宰治賞を受賞するまでの作家誕生秘話。 吉村昭[ヨシムラアキラ] 1927‐2006東京生まれ。学習院高等科在学中、喀血、胸郭手術を受ける。療養後、学習院大学入学、同人誌「赤絵」に参加。大学中退。1966年、『星への旅』により太宰治賞受賞。73年、『戦艦武蔵』『関東大震災』などにより菊池寛賞受賞。79年、『ふぉん・しいほるとの娘』により吉川英治文学賞、85年、『冷い夏、暑い夏』により毎日芸術賞、『破獄』により読売文学賞・芸術選奨文部大臣賞受賞。87年、日本芸術院賞、94年、『天狗騒乱』により大佛次郎賞受賞。97年、日本芸術院会員となる。
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多くの人が見てわかるような傷や汚れがある




