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西アフリカとベネチア19C後半の交易ビーズ、特異な形状胎に青・白螺旋紋、なぜ人気
¥13,600
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商品の説明
19C後半~20C初頭に、ベネチアで制作された、いわゆるレース・ビーズで、正確には、半透明ジャック・リース交易ビーズです。西アフリカ、とくに、ガーナやナイジェリアに流入しました。ビーズの著名研究者、Beads of the Worldの序文に、紺色、ピンクと白、白と青の螺旋紋様の類例ビーズが掲載されています。 半ばが膨らむ細長で特異な形状の透明な胎に、淡い青と薄い白の細線が各5本巻かれ、孔から孔まで胎を2回巻く螺旋紋が描かれます。丸みを帯びたビーズ端の厚さは約2㍉、細い部分では多分1.5㍉、2倍に膨らむ央では、厚さは半分の0.8㍉ほどと推測でき、7㌘と軽めです(15枚め以降日光)。 西アフリカのガーナなどでは、王や族長などがこのビーズを選好しましたが、長くて薄いため破損し易く、完体で残る例は極めて少なく、出会うことの無い希少ビーズです。 19世紀後半ころにベネチア職人の制作法は、融解ガラスを吹き管に巻きつけ、空気を吹き込み、管(チューブ)を準議します、次に、透明な細い青線、淡い白線を、孔と平行に6本を、表面に段差が生じないほど薄く乗せます。 ガラス管を捩じって螺旋紋に変形し、その後で、ランプなどで管央を熱し、鉄製吹棹から息を吹き込み央を膨らませます。最後に、吹き棒から外して他方の端を切断し、両側に孔を開けゆっくりと冷やします。 西アフリカのガーナやナイジェリアでは、19C後半には王国が存在し、アシャンティ王国の王や高官などは、形状が骨・石製の伝統護符に合致したこのビーズを、大いに選好しました。脆弱で壊れ易く入手困難な新護符は、所有者を、富や交易網を備えた特別な存在に昇華させました。 伝統的な西アフリカの護符は、皮や布などの器に聖なる霊的効能物(薬草など)を内包するとされ、その薬草袋は、先が細くなる円筒形や菱形の容器に収められ、細長ベネチア・ビーズは古くからの護符に重なりました。 西アフリカでは、半透明なビーズは、通常の人から霊的存在、崇高で聖なる人への転生を示唆し、白は純粋や霊への繋がり、青は生命と一族の源を指す水や女性、螺旋紋は、純粋で途切れない生命の印とされ、着ける王を神聖な存在としました。 脆弱で特異な本ビーズは、交易先の伝統と接に結びついた興味深いビーズです。 サイズ;長さ 約96㍉ 幅央約18㍉ 端約9㍉ 孔径 約5㍉
3日前
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